基本構造・操作性

基本構造・操作性

前輪2輪、後輪1輪。後進も可能。最大速度は時速約6km

前輪は駆動輪(漕いだ力で動く車輪。一般的な自転車では後輪)で後輪は操舵輪(ハンドル操作に従って進行方向を変える車輪。一般的な自転車では前輪)となっています。但し、実際にペダル漕ぎで動くのは右前輪だけで、左前輪は動きません。したがって、方向転換時の操舵機能に左右差がでてきます。べダルを前に漕ぐことによって前進し、後に漕ぐことによって後進することが可能です。ペダルと駆動輪のギア比は1:0.8 ですので、どんなに早く漕いでも時速約6kmが限度です。ペダルと駆動輪のギア比は1:0.8となります。

【前 進】・・・前に漕ぐことによって前進することが可能です。
【後 進】・・・後に漕ぐことによって後進することが可能です。
【左旋回】・・・走行速度が遅くとも早くとも楽に回れる。その場で旋回(円形の進路でくるくる回る)も可能です。
【右旋回】・・・ある程度の速度があれば楽に回れますが、速度が遅いほどペダルを漕ぐのが重くなってきます。

旋回特性がありますので、初めて乗るときは真直ぐに走り、次いで左右方向にハンドルを動かすような練習をします。

ブレーキのロック機構

ハンドルについているレバーを握ることにより確実にブレーキをかけることができます。また、またレバーの横には押しボタン式のストッパーがついており、これにより確実にブレーキ状態でロックがかかります。乗降時などになくてはならない機構です。

左右のクイックペダル

左右のペダル(クイックペダル)は取り外しができます。自分自身で乗り移り(移乗)ができないものの立位保持が自立している人や軽介助で立位保持できる人の場合は、少し足を開いた状態で立たせておいて足こぎ車いすのセンターフレームをその足の間に差し込み、安全性を確認しながら座ってもらいます。

左右のアームレスト

立位保持が困難な人の場合は、あらかじめ乗り込む側のアームレストを跳ね上げておいて、介助のもと横からお尻を滑り込ませるようにして座らせます。介助量は障害の程度に合わせて変えてください。

製品概要(Mサイズ・Lサイズ)

【重 量】 (M)14.8kg /(L)17.3kg
【大きさ】 (M) 全長115.5cm×全幅62.7cm×全高88.1cm
  (L) 全長134.6mm×全幅63.5cm×全高94.0cm
【耐荷重】 (M)100kgまで /(L)136kgまで
【身 長】 (M)145cm~180cm /(L)180cm以上
【保 証】 1年間

介護保険でレンタルも可能

足こぎ車いす(コギー)は介護保険を活用したレンタルも可能です。

福祉用具情報システムTAISコード
(M)01134-00001 /(L)01134-00002
※保険者(市区町村)によっては介護保険の対象にならない場合があります。

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